【2023年最新】ドリップ式コーヒーメーカーおすすめ3選!人気機種を徹底解説

家にいながらカフェの味が気軽に楽しめるドリップ式のコーヒーメーカー。コーヒーを抽出するすべての工程を自動コントロールで行うため、様々な機能が搭載されていて、選ぶポイントも迷いがち。どんなところをチェックすべきか、今おすすすめの機種は何か、わかりやすく解説します。

 

 

そもそも「ドリップ」とは?

 

 

 

 

ドリップは英語で滴る、落ちるのdrip。コーヒーの粉にお湯を掛け回すと、ふわ〜っと豆の香りがたちのぼって、コーヒーの滴がポトポトと滴り落ちていきますよね。あの一連の作業が「ドリップ」。喫茶店のマスターように、人が自ら淹れるコーヒーの抽出方法をハンドドリップと言います。

名人やレジェンドと呼ばれる人たちのハンドドリップコーヒーが特別に美味しいのは、熟練の技で豆の状態に合わせて手加減できるから。プロが淹れたハンドドリップのコーヒーの味わいにいかに近づけるか? ということが、コーヒーメーカーを開発する各社共通のミッションなんです。

ハンドドリップと同じように、道具が良くないと、美味しいコーヒーは淹れられないですよね。だから、ドリップ式のコーヒーメーカーの抽出のポイントを理解して、基本的な構造をチェックしましょう。

話題!ウォーターサーバー一体型「スラット+カフェ」

 

とはいえ、プロでも一生悩むほど、ドリップコーヒーの淹れ方には正解はありません。コーヒーメーカーも全てを備えた万能なものはありません。でも1つだけ、確実に美味しいコーヒーを淹れられる決め手があります。それは、水です。

 

コーヒーの99%は水なので、天然水で淹れると格段にレベルアップします。ドリップ式コーヒーメーカーの中には浄水機能付きのものもありますが、今一番人気なのは、天然水で抽出するスラット+カフェカフェ機能を内蔵した天然水のウォーターサーバーだから、温水、冷水、緑茶や紅茶など、コーヒ以外にもいろいろ楽しめて、デザインもスマート。高機能で使い勝手がよく、お手入れも簡単なので、長く使えそうと評判です。

ドリップ式コーヒーメーカーを選ぶポイントは?

【ポイント1】コーヒー豆を挽くミル付きか、ミルなしか?

 

ドリップ式コーヒーメーカーは大別すると、コーヒー豆を挽くミル付きのものと、コーヒー粉で淹れるミルなしのものがあります。

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■ミル付き

【メリット】

ハンドドリップのような芳醇な香りと豆本来の旨みを楽しめる。

【デメリット】

構造が複雑な分、サイズが大きく、高額。汚れやすいので、お手入れが面倒。

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■ミルなし

【メリット】

マシン本体が比較的安価で、お手入れが簡単。

【デメリット】

空気に触れる表面積が多いコーヒー粉で淹れるので、香りが飛びやすい。

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【ポイント2】紙フィルターか、メッシュフィルターか?

ドリップ式コーヒーメーカーのフィルターは、紙フィルターとメシュフィルターの2種類があります。メッシュフィルターは主にナイロン製やステンレスなどの金属製です。

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■紙フィルター

【味の特徴】

コーヒーの油脂分を吸いやすいので、雑味が少ないすっきりとした味わい。

【メリット】

コーヒーの粉を紙ごと捨てられるので、後始末が簡単。

【デメリット】

使い捨てなので、買い足しが必要。

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■メッシュフィルター(ナイロン、ステンレスなど)

【味の特徴】

コーヒーの油脂分を通すので、豆本来のコクのある味わいに。

【メリット】

洗って繰り返し使えるので、ランニングコストがかからない。

【デメリット】

メッシュが粗いとコーヒー粉を通してしまうので雑味が残りがち。洗浄も手間。

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【ポイント3】ガラスサーバーか、ステンレスサーバーか?

サーバーは、抽出したコーヒーを受ける器。ガラス製とステンレス製があり、分量の分かりやすさと保温力の違いがあります。

 

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■ガラスサーバー

【メリット】

抽出したコーヒーの量をひと目で確認できる。洗いやすいのも◎

【デメリット】

保温力が弱い。保温プレート付きは、長時間経つと味が劣化しがちです。

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■ステンレスサーバー

【メリット】

保温・保冷力が高い。

【デメリット】

コーヒーの量を目視できない。狭口のものは洗いづらい。

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【ポイント4】お湯の温度と抽出時間は、好みの味に合うか?

コーヒーはお湯の温度と抽出時間によって成分の出方が違います。

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■高温92〜96℃

【メリット】

苦味が強い濃厚な味わいに。

【デメリット】

旨みと一緒に雑味やエグみも出てしまう。

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■低温85〜91℃

【メリット】

雑味やエグみの少ない、まろやかであっさりとした味わいに。

【デメリット】

抽出に少々時間がかかる。苦味が少ない分、酸味が強調されがち。

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■抽出速度

【スロー抽出(5分以上)】

豆本来の旨みと苦味が感じられる濃厚な仕上がりに。

【スピード抽出(5分以下)】

豆の果実味と酸味が感じられるあっさりした仕上がりに。

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≪第1位≫最新技術でマルチな「スラット+カフェ」

UCCと共同開発したカフェ機能内蔵のウォーターサーバー。ミルなしですが、コーヒー粉と併用して、挽きたての豆の香りと旨みをカプセルにしたUCCドリップポットも使えます。1杯ずつ抽出するため、サーバー要らずで抽出もスピーディ。淹れ終わった後のお手入れも、専用ホルダーをささっと洗うだけなので、手間がかかりません。独自発想で熱々の本格ドリップコーヒーを実現した、使う人に優しいコーヒーメーカーです。

おすすめポイント

☑カフェ機能内蔵の天然水のウォーターサーバー

☑コーヒー粉とカプセル式の併用

☑熱々のコーヒーを素早く1杯ずつ抽出

☑温水、冷水、緑茶や紅茶も楽しめます

☑お手入れは専用ホルダーを洗うだけで超簡単

 

≪第2位≫名人監修の本格ドリップ「ツインバード CM-D457B」

カフェバッハの田口護さんが監修したコーヒーメーカー。粒度が均一な臼式のミル付き。挽き具合を粗・中・細の3段階に調整できます。紙フィルター専用で、90℃と83℃の2つの湯温を選べるので、好みの味わいに。6つの穴から湯を注ぐシャワードリップという独自技術で、7分近くかけてじっくり抽出。サーバーはガラス製で、20分間は淹れたての温度をキープする保温機能が付いています。

おすすめポイント

☑有名カフェのマスターが監修

☑紙フィルター専用

☑挽き具合を3段階調整可能なミル付き

☑90℃と83℃の選べる湯温

☑ガラス製サーバーで保温機能付き

 

≪第3位≫味を選べてデカフェも作れる「パナソニック NC-A57」

粗挽きと中粗挽きの付け替えフィルターで好みの味を選べるミル付き。紙フィルター専用で、マイルドコース、リッチコースのほかに、デカフェコースも選べます。抽出する際に少量の湯で蒸らし、湯温と出方を制御しながら、6〜7分かけてスロー抽出。雑味の少ないクリアな味わいに仕上げます。ガラス製のサーバーは、2時間後まで温度コントロールする煮詰まり軽減機能付き。

おすすめポイント

☑紙フィルター専用

☑粗挽きと中粗挽きが選べるミル付き

☑マイルド、リッチ、デカフェの3つの味

☑蒸らし機能付きでじっくりスロー抽出

☑ガラス製サーバーで煮詰まり軽減機能付き

まとめ

ドリップ式のコーヒーメーカーは各社様々な機能があり、抽出までのすべての工程を安定して行えるよう自動コントロールして、ハンドドリップの理想の味に近づけています。使ってみないと分からない点も多々ありますが、濃い目、あっさり目、苦味と酸味のバランスなど、自分の好みを知っておくと、コーヒーメーカーを選ぶ時に判断しやすくなります。

また、選び方のポイントに挙げた機能がついていなくても、スラット+カフェのように、その機能に代わる、もしくはそれ以上の優れた性能がある独自開発のコーヒーメーカーもあります。むしろ、開発競争が激しい時代だからこそ、他社にはない技術にこだわったコーヒーメーカーの方が優秀といえるのかもしれませんね。

ドリップ式コーヒーメーカーは多機能だからこそ、何を重視するかはあなた次第。どこで誰と使うか、どんな暮らしぶりか、ライフスタイルも考慮しながら、人気ランキングを参考に自分に合うコーヒーメーカーを選びましょう。

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